スタティックディスチャージャー取付 静電気除去 燃費アップと加速感アップ

最近、ヤフーオークションを見てると静電気放電索という商品を見つけました。

 

洋名(?) スタティックディスチャージャー

 

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構造は至ってシンプル!配線用の丸端子に錆に強いステンレスの線をカシメてあります。

どこに着けるかはひとまず置いておいて、装着前に下の写真のように線をバラバラにバラしたほうがコロナ放電させやすいようです。

 

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ちなみに、コロナ放電をちゃんと説明することはできませんが、対象物に溜まった静電気を金属の尖った先端から放電させることだと認識しています🤯(雑)

 

このスタティックディスチャージャーは、元は飛行機が機体表面の摩擦等に寄って発生した静電気が溜まり、放電するときに発生する電磁波が機器に悪さをすることを防ぐために取り付けられている重要な部品です。これがついていないと飛行機の羽に溜まった静電気が放電する場所がランダム(機器の近くかもしれない)、放電しやすい場所がないので多く溜まった静電気の電圧が高くなるので機器に不具合を起こしかねない。

飛行機には不要な機器などついていないでしょうし、軽いトラブルでも命取りになりかねないので、このスタティックディスチャージャーを羽の後部にいい感じに設置することによって放電して電磁波が発生しても問題の無い場所、放電させやすくなるので小さな電圧で放電できるので安全に飛行するために必要な部品です。

 

これを自動車に取り入れた、ってわけですね。

自動車も走行していると常に各部と言ってもいい場所で静電気を発生させて、溜め込んで走っています。

発生箇所は例えばボディー、ガラス、タイヤ、ブレーキ、運転席等のシート、エンジン、ミッション、デフ、マフラー内、等々何かが擦れている部分では必ずと言っていいほど静電気が発生しているのです。

では静電気が溜まっていると何がいけないのか。ボディーに帯電していると空力を考え抜いて造られた形のボディーであっても静電気が溜まった状態と、溜まっていない状態では空気の流れが変わってくる。燃費のことを考えた場合と、モータースポーツでの空力を考えた場合が有るので一概にどうした方がいいとは言えないのですが、燃費のことに絞って考えると静電気を帯電していると、ボディーを撫でる空気の抵抗が大きくなる。リヤ上部では空気が巻き込み、リヤボディーのすぐ後ろで大きな渦が発生しボディーを後ろに引っ張る力になり、抵抗になる。普段アクセルを踏んで加速している分には気にならなくても、加速した後にアクセルを離して空走距離や減速感が大きく変わってくる。

例えば高速道路で100キロで巡航するには常に100キロ出すためにアクセルを維持するのに燃料を使い続けている。そこに抵抗が小さくなると100キロを維持するのにアクセルを踏む加減を減らすことができる、すなわち燃費が良くなるってことです。

 

このスタティックディスチャージャーはアルミテープチューンや樹脂部分に取り付けする場合のアーシングと同系統の、静電気を放電させて静電気による各部の動作抵抗等を減らすことができるものです。

 

ネットによる推奨取付位置は、

 ①バッテリーのマイナス端子の先のアーシングポイント

 ②マフラーの取り付けフランジナット

 ③イグニッションコイル取付ボルト

 ④ミッション上部 余り穴

 ⑤各アーシングポイント

 

ちなみにイグニッションコイル取付ボルトとミッション上部の取付は加速感のアップと二速の入りの改善に効果ありました👍👍👍